粉瘤
皮膚の下に袋状のものができ、本来皮膚から剥げ落ちるはずの垢と皮膚の脂が、剥げ落ちずに袋の中にたまってしまってできた腫瘍です。
色は通常の皮膚と同じ肌色のすこし盛り上がった形でたまに中心部の穴から膿みがでることがあり、受診しても悪性ではないので放置されたこともよくあります。
しかし細菌感染、袋が破裂して炎症を起こして大変なことになることもあるので手術で除去することもおすすめです。
当院ではくり抜き法で治療します。これは粉瘤の中心に2-5mmの小さな穴をあけ、その穴から袋状の腫瘍を取り出す手術方法です。
一般的な治療方法に比べて、傷跡が小さいという特長があります。